2006年03月11日

MovableType設定メモ

無事webサーバが稼動したので、次はMovableTypeを動かしてみました。

mt1MovableTypeは、ブログを作るためのシステムのことで、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種です。このライブドアブログもMovableTypeで動いています。ブログを日々更新(あ、ごめんなさい2〜3日に1回くらいですね)して使い方は分かってきたんですが、もっと細かいカスタマイズや、システムそのものの構造をもう少し勉強したいなと思い、お家のパソコンだけで動く設定をやってみました。

まずはソフトのダウンロードです。個人用途に限っては無料で配布されていますので、まずはそれをSixApartのサイトからダウンロードします。(使用者登録が必要ですが、氏名やメールアドレスなどを入力するだけです。確認メールが届くので、認証作業をします。)
私のインストールしたバージョンはVersion 3.2-ja-2でした。

インストールにあたっては、以下のサイトさんを参考にさせていただきました。ありがとうございました!
SixApartの公式マニュアル
MovableTypeのインストール(WoodenSoldier Softwareさん)
Perlのインストール(KnaveWeb講座さん)
MYSQLの設定(リズムファクトリーさん)

ここからインストールしていきますが、以下は私の作業メモです。



1.解凍したファイルを、Webサーバのルートに「mt」っていう名前のフォルダを適当につくって、そこにコピーします

2.XAMPPでインストールされるminiPerlでは動かないみたいなので、Active Perlをダウンロードして入れました。
 Active Perl(Active Stateのサイト)
 ユーザー情報の入力画面がありますが、必須ではないです。次の画面でWindowsのMSIをダウンロードしてインストールします。
 このときのインストールフォルダは、cのルートに「usr」フォルダを作って入れるのがいいそうです。そうするとmtデフォルトのperl実行パスを変更しなくていいから楽だとか。私はcに「perl」フォルダを作って入れたので、ちょっと手間がかかりました。

3.perlの実行パスを書き換えます。
 mtフォルダにあるcgiファイルの一行目を私の場合、
 #!/Perl/bin/perl -w
 に書き換えました。

3.mtフォルダにある、mt-config.cgi-originalをコピーしてmt-config.cgiにリネームします。設定を失敗したときのバックアップとしてmt-config.cgi-originalをおいて置くみたいですね。

4.mt-config.cgiをテキストエディタで開いて設定します。いろいろいじって変更したので、どこを変えたのかよく憶えてませんが、今の設定はこんな感じになってます。
(1)CGIパス=MovableTypeのパス設定
 CGIPath http://localhost/mt/
(2)データベース設定。mtdbというデータベースを作りました。 
 ObjectDriver DBI::mysql
 Database mtdb
 DBUser MYSQLのユーザー名
 DBPassword MYSQLのパスワード
 DBHost localhost
(3)スタティックファイルの置き場所です。ローカルだとこの設定いらないような気がしますが・・・やってます。
 StaticWebPath /mt/mt-static/

5.MYSQL設定をします
(1)データベースを作ります。インストール時に勝手につくってくれないので、コマンドラインからつくりました。
 C:\Program Files\xampp\mysql\bin>mysql -u root -p↓(ユーザーでログイン)
 Enter password:パスワード入力↓(設定しているパスワードを入力)
 mysql> create database mtdb;↓(mtdbというデータベースを作成)
 mysql> quit

6.PerlのDBIモジュールのインストール。これもコマンドラインからインストールしました。
 C:\Perl\bin>ppm↓(エンターを押すとインストールが始まります)
 ppm> install DBD-MySQL↓(終わったら、install DBD-MySQLとタイプしてエンター。終われば終了です)

7.これで設定が一通り終わったので、mt-check.cgiを実行してみます。ブラウザを立ち上げて、
 http://localhost/mt/mt-check.cgi
 を開きます。画面の一番下に、「Movable Typeのシステム・チェックは、無事に完了しました」が表示さればOKです。
mt2

8.http://localhost/mt/index.htmlを開いてログイン。やっとMovableTypeが動きます!

以上は、私が多分こんな感じでやりましたっていう設定メモです。細かい間違いありそうですが、その時はごめんなさい。私の時は、ログインしたときにエラーが出て、実は動きませんでした。
「Access Forbidden 要求されたオブジェクトへのアクセス権がありません」
ってエラーでした。よくわからなくて数日ほったらかしにしておいて、後日ログインしてみると、あれれ?動きました。関係ないとは思いますが、一部フォルダの属性が読み取り専用になってたので解除したくらいで、何を触ったのか・・・。

設定をやってて思ったのは、何をどう触っていいのか基礎知識がないと、ほんと分からないこと。そこに/を入れるのか入れないのか、知ってる人にとっては当たり前かもしれませんが、知らないととても悩んでしまいます。

ということで、MovableType設定メモでした。

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