華彩よりみちweb

グーグルから「Google Chrome（クロム）」っていう新しいブラウザ（ベータ版）が登場しました。「ついに来たか」という感じです。

画面がものすごくシンプル。ボタンが数個と検索バーがあるだけ。


≫「Google Chrome」ダウンロード

特徴は
・表示が高速（確かにIEに比べると速い！）
・画面がすごくシンプル
・WEBアプリケーションの動きが速い！らしい
・よく使うサイトをサムネイル表示

そのほかにも、タブのマルチプロセス化やJavaScriptV8エンジン搭載など、一般人には「すごいな〜」くらいしか分からない内容もたくさん盛り込まれてるそうです。

これで、IEのシェアをgoogleが奪っていくのでは？なんて一瞬思いましたが、いやいや、そんなことはありません。

IEを使っているのは、ライトユーザー。
「ブラウザ？何でしょうか、それ？」
「インターネットできれば何でもいい」
って人がほとんど。

検索するときも「とりあえずYahooで」
っていう人が、未だにものすごく多いのも現実です。
ブラウザシェアの勢力図は、safariやfirefoxを使っている人の乗り換えがほとんどでIEは変わらず・・・というのが妥当な結果ではないでしょうか。

今までのgoogleの新サービスは、衝撃の大きいものばかりでした。
・メール容量がギガ単位の「Gmail」
・無料で使える地図「google Map」
・本の中身検索「googleブック検索」
・あなたの街の360度写真「ストリートビュー」

毎回「ひゃ〜メチャ便利！やっぱりgoogleはスゴイ！」と驚いてただけに、今回のは、ユーザーとしては正直「え？それだけ？」って感じです。

OSという存在を骨抜きにして、高機能なJavascriptでアプリをWEB化。Microsoftに対する静かな宣戦布告とは言うものの、何か今までのgoogleらしさが無いなぁって思ってしまいます。

私自身も、便利だとは思うけど、乗り換えるほどの魅力を感じません。しばらく様子見です。

今後、googleの新しいサービスが出て「使いたい！」と思ったときに、google chromeブラウザでないと、動きが遅いですよ〜なんて言われたら、多分乗り換えてると思いますが（笑）

次の一手に注目です。